こんにちは、おつまみ(@otsumami082)です。
私は、昨年の秋頃にクロスバイクを購入し、UberEats(ウーバーイーツ)配達員として、まったり貧乏生活を楽しんでいるおっさんです。
先日、私の乗っているクロスバイク【VACANZE 2】のフリーハブがおかしくなってしまいました。
とりあえず原因追求のためにホイールを分解し、プロにも相談してみました。
最終的にホイールごと交換するのが最善だと判断。シマノのエントリーモデルであるWH-R501を購入することにしました。
しかし、ここで一つの疑問が浮かびました。
それは
という疑問です。
もくじ
メーカーが推奨するWH-R501のタイヤ幅とは
シマノが推奨するWH-R501のタイヤ幅は19〜28Cとのこと。
【こちらを参考】
https://si.shimano.com/pdfs/si/SI-4SB0A-003-JPN.pdf
残念なことにシマノはWH-R501に32Cタイヤを付けることを推奨していないみたいですね。
VACANZE 2(NESTO)純正ホイールとWH-R501は同じリム幅
私の乗っている【VACANZE 2】標準装備のリムとWH-R501の幅は目測では同じです。
- ちなみに
リム幅が15c(15mm)のものはナローリム。
リム幅が17c(17mm)のものはワイドリム。
と呼ばれています。
リム幅と形が同じならば32Cタイヤ大丈夫じゃね?って私は思いました。
しかしシマノは32Cタイヤの使用を推奨していない…
ならば気になるのは【VACANZE 2】を販売しているNESTOってブランドの信頼性ですね。
もし信頼できるブランドなら
という図式が成り立つはず!(注:あくまで個人的な見解です。安易に真似はしないように)
こうなるとNESTOというブランドの正体がいよいよ気になってきますね。(`・ω・´)
NESTOってどんなブランド?
【NESTOホームページ】
https://nestobikes.com/
残念ながら、公式のページを見てもコンセプトや製品情報ばかり。ブランドのバックグラウンド(歴史)は見当たりませんでした。
ならば外部のサイトに当たるまでです( ゚∀゚)
NESTO は85年続く自転車ブランドを持つバイクメーカーが満を持して投入した新鋭のブランドで、『CREATE NEXT STANDARD』 をコンセプトに、毎日の生活をより豊かにするスポーツサイクルを展開しております。
(中略)また、トライアスロン世界選手権出場を目指す安田団長のサポート(BIKE開発を含む)を通じて、競技としてのスポーツサイクルの魅力を広く伝える活動も行っております。【出典】http://www.ysroad.net/catalog/history.php?bcid=116
2020/7/24アクセス
スポーツサイクルショップ最大手のY`sロードさんのサイトでは、85年続く老舗メーカーが関わっているとのこと。
私の中で信頼性抜群にアップ↑↑↑です。
ここでいう”85年続く自転車ブランドを持つバイクメーカー”とは1932年創業の【丸金自転車株式会社】のことを指していると思われます。(Wikipediaを参考)
では丸金自転車株式会社が現在どのようになっているのかというと
1977年(昭和52年)7月31日付 - 自己破産、整理。ホダカ物産株式会社が商標を買収。
したがって、現在のマルキンブランドは丸金自転車が製造しているものではない。【出典】https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%80%E3%82%AB
2020/7/24アクセス
”ホダカ物産株式会社が商標を買収”とあります。
ホダカ物産株式会社とは一体どんな会社なのでしょうか?
ホダカ株式会社は埼玉県越谷市に本社を置く自転車および自転車関連用品の開発・輸入・販売を業とする日本の企業[1]。
設立時の商号はホダカ物産株式会社。1998年に台湾の自転車メーカー、ジャイアント・マニュファクチャリングの関連企業になったものの、現在は関係を絶っている。
シティサイクルがメインのMarukin(マルキン)、スポーツバイクのKhodaaBloom(コーダーブルーム)NESTO(ネスト)等のブランドを有する【出典】https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%80%E3%82%AB
2020/7/24アクセス
ホダカ株式会社のホームページはこちら
調べた限りNESTOはまともなブランドだった
私がザッと調べた限りNESTOに関する悪い情報は見当たりませんでした。
Yahoo知恵袋では意見が割れていた
Yahoo知恵袋を覗いてみると、私と同じような疑問を持っている人が居ました。
シマノのR501というホイールに32cや35cのタイヤを履かせることはできますか?
シマノの説明書には28cまでとあったのですが、これを守らないとどうなるのでしょうか?
【出典】https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12177663687
2020/7/24アクセス
この質問に対するアンサーを見ると【問題ない派2:問題あり派4】という比率になっています。
そして問題ない派の人も「自己責任で」との文言を付け加えています。
タイヤの適正幅=リム内幅x 1.4 ~ 2.4という説について
別件のアンサーを見てみると…
HEとWOという新たな概念が登場。
【WOとHEの違いはこちらを参考】
https://minivelolife.net/basic/190903-wo-he/
http://bikemaniak.blog.fc2.com/blog-entry-14.html
調べてみるとどうやらタイヤにはHEとWO以外にもBEやETRTOなんて規格があるようです。
【自転車タイヤサイズと種類について】
https://b4c.jp/jitensha-tyres-size/
https://jitensha-tanken.geo.jp/tire_size.html
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E8%BB%A2%E8%BB%8A%E7%94%A8%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A4#%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E8%A6%8F%E6%A0%BC
現在、※クリンチャータイヤにおいてはETRTOという統一基準に沿った表記がなされているとのことです。
これは、自転車タイヤの規格がたくさんありすぎるがために起こる混乱を防止するための措置なんですね(*^^*)
ちなみに今回の主役である【700×32C】というのはフランス規格。ETRTO規格では【32−622】と表記します。
私の結論
私の考察やネット情報を元にして出した結論は
WH-R501(SHIMANOホイール) に32Cタイヤを付けても大丈夫!!
となりました。
なぜ、このような結論になるのかというと
- NESTOがリリースしているクロスバイク【VACANZE 2】には700C×32Cタイヤが使われている
↓ - 【VACANZE 2】のホイールはWH-R501と同じ幅である
↓ - もしWH-R501に700C×32Cタイヤを付けることが危険なのだとしたら、同じ幅のホイールを使用している【VACANZE 2】自体がリリースすべきではない製品ということになる
↓ - 【VACANZE 2】をリリースしているNESTOのバックボーンにあるのは、85年以上前に創業の老舗メーカー【丸金自転車株式会社】の技術やノウハウである
↓
NESTOには信頼性があると言って良い
↓ - つまり、NESTOが問題ある製品をリリースするとは考えがたい
↓ - ゆえに、【VACANZE 2】デフォルトのタイヤWH-R501にも700C×32Cタイヤを付けても問題ないはず
という図式が成り立つということです。(注:あくまで個人的な見解です。)
とはいえシマノはWH-R501に32Cタイヤを付けることを推奨していません。(大事なことなので何度も言いますね。(`・ω・´))
【参考】
https://si.shimano.com/pdfs/si/SI-4SB0A-003-JPN.pdf
それに、リムの素材や剛性などが異なる可能性があるので、リム幅だけで判断するのはやや乱暴ですよね。(自分でここまで言っておいてアレですがw)
32Cタイヤ装着のWH-R501を1ヶ月試してみた感想
特に事故の懸念はなさそうなので、32Cタイヤを履かせたWH-R501で1ヶ月ほどUberEats配達をやってみました。
結論、全く問題ないです。
パンクする気配がないどころか、むしろ、ペダルが軽くなって爽快そのものですね。
もともと楽しかったUberEats配達が俄然楽しくなりました。( ゚∀゚)o彡°
さいごに
WH-R501に700C×32Cタイヤを履かせることには賛否両論あります。(シマノ非推奨ですし)
もし、私と同じ試みを行うのなら、自己責任でお願いしますm(_ _)m
それでは良きサイクリング&UberEatsライフを〜(*^^*)
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