こんにちは、おつまみ(@otsumami082)です。
皆さんは焚き火をする際に、どのような方法で着火しているでしょうか。
どの着火方法にも一長一短があって、甲乙つけがたいものがありますよね。
ちなみに私は
- 火打石を使った着火法
- 弓切り式火起こしによる着火法
- メタルマッチを使った着火法
の3種類のいずれかを採用することが多いです。(無理な場合、マイクロトーチ使いますが)
そして、この3種の火起こしの時に持っていると何かと役に立つ便利アイテムというものがありまして…
それが『PSKOOK火打鎌type1』という商品です。
程よい大きさで使いやすく、重量70gと軽量なのが素晴らしくナイスな火起こし道具です。
今回はそんな『PSKOOK火打鎌type1』を使った3種類の火種の作り方を紹介していこうかと思います。
もくじ
PSKOOK火打鎌type1でできること(3つの機能)
- 火打金として使える
- 弓切り式火起こしのハンドピースとして使える
- メタルマッチストライカーとして使える
それぞれ順に、これから見ていきましょう!
火打金として使ってみる
火打石には『メノウ石』を使用します。
事前に作っておいた『チャーティッシュ』を『メノウ石』の上に乗せて準備完了。
火打金の縁と石の縁をかすらせるように打ち付けて火花を『チャーティッシュ』へ飛ばします。
着火した『チャーティッシュ』をほぐした『麻ひも』で包みます。
手のひらで保温しながら息を吹きかけると
発火!
キャンプ場ならば、これを焚き付け(小枝などを組んだもの)の中に投下します。
弓切り式火起こしのハンドピースとして使ってみる
使用する道具
- 弓(杉の枝とパラコードで自作)
- 中空の植物の茎(名称不明。山中で入手)
- 杉板(ホームセンターで入手)
- 麻ひも(100均で入手)
- ナイフ(アマゾンで入手)
を使っていきます。
用意が難しいのなら専用のキットも売られています。
パラコードを火きり棒に2周分巻きつけます。
『PSKOOK火打鎌type1』をハンドピースとして使います。ハンドピースとは棒を押し付ける持ち手のことです。
ナイフの先端で杉板に窪みを作ります。
穴を成形するための一次摩擦。
棒の太さと同じくらいの穴ができたら、火の粉を溜める窪みを作ります。
ほぐした麻ひもを敷いたら
2次摩擦。ここで火種を作っていきます。
弓を30往復くらいさせたところで着火を確認。
火の粉がバラけないように、ゆっくり叩き落とします。
数秒間待っていると、みるみる火種が大きくなって来ました。
あとは『チャーティッシュの時の要領』で麻ひもを手でくるんで息を吹きかければ
無事着火!
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火打ち石や弓切り式火起こしに興味のある方はこちらの記事も併せてどうぞ(*^^*)
火起こし世界王者である関根秀樹先生のセミナーの様子を記事にしたものです。
メタルマッチストライカーとして使ってみる
火打金の縁にバリ(引っ掛かり)がない場合は、ストライカーとして機能しないので、バリを作る必要があります。
火打金のバリ(引っ掛かり)の作り方
火打金として使う際に、側面の平らな部分で石を打つようにすると縁に鋭いバリが発生します。
下ごしらえは大事。ここでしっかりバリを作っておきましょう。
フェザースティックを用意する
次に焚付け用のフェザースティックを作っていきます。
使用した道具
- 割り箸(コンビニで入手)
- ナイフ(ネットで入手)
薄く削いでいきます。
今回はフェザーに着火すればいいので、小さめに作りました。
メタルマッチで着火してみる
今回使うメタルマッチはコレ!
こいつを『PSKOOK火打鎌type1』の縁で素早く擦って、火花をフェザースティックに飛ばします。
3~4回火花を飛ばしたところで着火!
握りやすい大きさなので着火させやすいですね(*^^*)
まとめ
今回は『PSKOOK火打鎌type1』火打ち金による
- 火打石を使った着火法
- 弓切り式火起こしによる着火法
- メタルマッチを使った着火法
をご紹介しました。
値段も安く使いやすい商品です。これを機に『PSKOOK火打鎌type1』を使って、さまざまな火起こしに挑戦してみてはいかがでしょうか?
それでは良き焚き火ライフを〜(*^^*)
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