みなさんこんにちは。
そんなヒモ精神旺盛な輩、おつまみです。
先日、ネットサーフィンしていると「脳を喰う条虫は本当にいる」なるタイトルの記事に遭遇。
【閲覧注意】脳を喰う条虫は本当にいる(写真&解説)
https://www.gizmodo.jp/2012/05/post_10318.html
記事冒頭からパンチの効いた写真が出てきます^^;
脳に虫が寄生する「神経嚢虫症(NCC)」は珍しくない!?
日本では馴染みがないと思われますが、有鉤条虫が脳に寄生することに起因する「神経嚢虫症(NCC)」は発展途上国では珍しくないとのこと。
Discover Magazineの記事では、アメリカ国立衛生研究所(NIH)胃腸寄生虫部門チーフのセオドル・ナッシュ(Theodore Nash)氏が米国内で1500〜2000人がこの病気に罹っている、と見積もってます。(中略)
ナッシュ氏は同僚と一緒に主に南米の状況を血液検査・CTスキャンで調べているのですが、南米の疾患者数は100万~2900万人にも上るといいます。
【閲覧注意】脳を喰う条虫は本当にいる(写真&解説)
https://www.gizmodo.jp/2012/05/post_10318.html
米国のような先進国でも感染しているケースがあるんですね。
米国といえば、ハワイでの感染が問題にもなっているようです。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/06/post-12252.php
寄生虫が動物の行動を支配する!?
フィクションでしょ?
どこの寄生獣だよそれ!
そう思っていた時期が私にもありました。
しかしTEDでのエド・ヨン氏のプレゼンを見てからそれが紛れもない事実だと知り、戦慄すると共に
と思うようになったんですよね。
この動画では
- 条虫に寄生され、フラミンゴに食べられるために赤く変色し集団を形成するようになったアルテミア
- ハリガネムシの産卵の為に入水自殺するコオロ
- 寄生蜂の蛹を守るためのボディガードになってしまった芋虫
- 蜂から神経毒を注入されて逃げる気を失った挙げ句、卵を産み付けられるゴキブリ
- トキソプラズマに寄生され、猫の元へと出向くようになるネズミ
などの奇妙な事例を出して、我々の興味を駆り立てます。
そして最後に扱うトキソプラズマは人間にも寄生するといいます。
いいえ、ケフィアです。
感染者数なんと世界の3人に1人の割合!
つまり、スリーピースバンドのメンバーのうち一人、もしくはサザエさん一家のうち二人はトキソプラズマに寄生されているという事。(※あくまで確率です)
なんと恐ろしい…
ちなみに日本では35歳以下の感染率は9.6%だそう。年寄りは免疫を獲得しているケースが多い。妊婦の感染は胎児の発達に悪影響を及ぼす。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/index/392-encyclopedia/3009-toxoplasma-intro.html
証拠は決定的では無いらしいですが動画内でトキソプラズマが人間に及ぼす影響が示唆されています。
トキソプラズマ感染者の傾向
- 交通事故にあうリスクが高い
- 統合失調症の患者に感染者が多い
そして寄生虫が我々人間の意思決定にも何かしらの意思決定に影響を与えている可能性は高いのだそう。
つまり
ではなく
という可能性もあり得るんです!
寄生虫の感染経路
有鉤条虫を含めた寄生虫の感染経路はさまざま。
主な感染経路
- 虫のついた生野菜を摂取
- 生の豚肉&猪肉を摂取
- 蚊やアブなどの昆虫に刺される
- 生水を飲む
- 皮膚からの侵入
口にするものは加熱し、虫よけ対策をすれば結構防げるらしいですね。
あと、流行している地域の淡水に裸足で入ると、皮膚から寄生されるそうですのでご注意を!
〈参考記事〉海外で健康に過ごすために
https://www.forth.go.jp/useful/attention/08.html
最後に
怖くて不思議な寄生虫ですが、そもそも人間に害を及ぼさないやつもいるそうです。
今回の主役であるトキソプラズマは健康な人なら大きな被害を与える可能性は低いけど、妊婦の感染は危険とのこと。
胎児の成長に重大な障害が出る可能性もありますので、お母さんになられる女性の方にはぜひとも気を付けていただきたいところです。