こんにちは、おつまみ(@otsumami082)です。
私はエントリーモデルのクロスバイクを使ってフードデリバリーをしているおじさんです。
最近、自転車のカスタムに興味が出てきたので、自転車系ブログやyoutubeを見て自転車の勉強をするようになりました。
そして、その過程で判明した衝撃的な事実がありまして…。
それは
というものです。
そして先日、フードデリバリー動画を上げているユーチューバーの方の動画を見ていたら、その方も同じ間違いを犯していました。(;^ω^)
どうやら
です。
元々自転車に興味を持っているサイクリストと比べると、配達員は自転車に興味がない初心者が多いでしょうからね。
そんなわけで今回は、私がやっていた間違った方法・正しいVブレーキ調整のやり方などを解説いたします。
もくじ
Vブレーキってどんな構造になってるの?
Vブレーキとは、リムの両面をブレーキシューで挟み込むことによりホイールの回転を抑えて制動する仕組みのブレーキのことです。
Vブレーキの実物↓
分かりやすい図解↓
ブレーキシューの説明
ブレーキシューの先端はブレーキパッドというゴムになっています。
ブレーキパッドはブレーキをかける毎に摩擦で擦り減っていきます。
するとリムとブレーキシューとの間隔がガバガバになってしまうのです
その結果
- ブレーキレバーを握っても余計な隙間のせいでリムを挟み込む力が弱くなる
↓ - ブレーキの効きが悪い
となります。
なので、リムとブレーキシューの隙間を適切な距離に調整してやる必要があります。
具体的にはどこを調整するのかというと、Vブレーキ上部のワイヤーの距離ですね。
- ワイヤーの距離を短くする=リムとブレーキシューの間隔が狭くなる
- ワイヤーの距離を長くする=リムとブレーキシューの間隔が広くなる
という具合です。
リムとブレーキシューの間隔を調整する方法
リムとブレーキシューの隙間を調整する方法には2パターンがあります。
- Vブレーキ上部にあるワイヤ固定ボルトを緩めてワイヤーを動かす
- ブレーキレバーについているアジャスターを動かす
さて、どちらの方法がふさわしいのでしょうか?
おすすめできない調整方法
私は以前まで『①Vブレーキ上部にあるワイヤ固定ボルトを緩めてワイヤーを動かす』の方法でブレーキシューとリムの距離の調整を行ってきました。
しかし、これは推奨されない方法なのです。
なぜ①の方法が良くないのかというと
- ワイヤーを傷める
- 調整が難しい(これは個人の感想)
からです。
ほつれや毛羽立ちによって
- ワイヤーが脆くなる
- 衣服や皮膚を傷つける
- ワイヤーが伸びる
などのデメリットが発生します。
ちゃんと学んでいれば発生しなかった損失… _:(´ཀ」 ∠):_
ワイヤ固定ボルトをいじって調整する①の方法はおすすめできない理由がお分かりいただけたでしょうか?
ワイヤ固定ボルトをいじる必要があるのは
- ワイヤー初期伸びの調整
- ワイヤーの交換
- ブレーキレバーの位置変更
とかの場合ですかね。
私が自転車を購入したサイクルショップ定員さん曰く
ブレーキやギアチェンジに違和感が出てきたら、持ってきてください。無料で調整しますよ
とのこと。
おすすめの調整方法
Vブレーキ調整をするのにおすすめの方法『②ブレーキレバーについているアジャスターを動かす』について説明します。
アジャスターについて
アジャスターとはブレーキレバーの根本についているパーツのことです。
アジャスターは『固定用ネジ』と『調整用ネジ』2つのパーツから構成されています。
アジャスターでVブレーキを調整する
①『固定用ネジ』と『調整用ネジ』を同時に反時計回りに回していきます
②固定用ネジのみ時計回りに回して元の位置に戻します。
調整前と調整後の比較
注意事項
『固定用ネジ』と『調整用ネジ』の隙間は1cm以内に収めてください
(;^ω^)←経験済み
もしこの範囲での調整が不可能となったらブレーキシューの交換時期というサインです。
(´・ω・) ←経験済み
おすすめのブレーキシュー
交換するブレーキシューはカートリッジタイプがおすすめです。
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今回はここまでとなります。
それでは良きサイクリングライフを〜(*^^*)
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