こんにちは、おつまみ(@otsumami082)です。
今回は自在結び(トートラインヒッチ)のやり方と、どのようなシチュエーションで使うのかを紹介したいと思います。
自在結び(トートラインヒッチ)は数あるロープワークの中でも使用頻度の高い結びです。習得しておけば、キャンプ以外にもさまざまなシチュエーションで役に立ちますよ。(*^^*)
もくじ
自在結び(トートラインヒッチ)を使うのはこんな場面
- テントやタープを張るとき(ガイラインにテンションを掛ける)
- 焚き火調理のときの火力調整(ぶら下げたものの高さを調整する)
- キャンプ泊の際、ぶら下げたランタンの高さ調整
- タープ設営時、長過ぎて余ったロープの末端処理
- 自宅で荷物の収納場所を作る
そういえば、タープを張る際に便利な小物として自在金具がありますよね。
早い話、自在結び(トートラインヒッチ)は自在金具のような働きをしてくれる結びです。この結びさえ覚えれば、自在金具を破損、もしくは忘れてしまっても問題なくなりますよ(*^^*)
それではレッツトライ♪
自在結び(トートラインヒッチ)の手順
対象物(ここでは魔法瓶)にロープを掛けます。そして末端が上を通るようにロープをクロスさせます。
末端側のロープを下にくぐらせ、そこから1周半巻きます。
手前に持ってきた末端を下に潜らせ、小さな輪っかを作ります。
できた輪っかに人差し指と親指の先端を差し入れます。
差し入れた2本の指で末端を掴んだまま、指のみを引き抜きます。末端は輪っかを通過させずに残して下さい。(いわゆる「引き解け」の状態)
ロープを抑えながら輪を絞れば
自在結び(トートラインヒッチ)が完成しました。
ちょっと一言
この状態で全力でロープを手前側に引っ張っても解けません。
ここから、テンション(ロープの張り)を強くしたり弱くしたりと調整していきます。
ロープにテンションを掛ける(ピンと張る)方法
結び目を掴んで手前に引き、輪っかの末端に近くない側のロープを送り出すようにすると、ロープにテンションが掛かります。
この方法でタープを張るとこんな感じになります。↓
♢こちらのタープ設営で行っている他の結び♢
♢100均梱包用PPヒモでタープ設営♢
ロープのテンションを弱める(緩ませる)方法
基本は先程の【ロープにテンションを掛ける(ピンと張る)方法】の逆をやればOKです。
今度は結び目を持った手を向こう側に送り、手前にあるロープを引けば、ロープが緩みます。
結びの解き方
末端を引っ張れば簡単に解けます。
今回紹介した『自在結び』についての主な解説は、ここで以上となります。
お疲れ様でしたm(_ _)m
他にもある。自在結び(トートラインヒッチ)のバリエーション
補足として、別バージョンの自在結び(トートラインヒッチ)も紹介しておきます。
自在結びといえば、こちらのほうがむしろメジャーかもしれません。
利点としては、テンションの調整の際に結びの移動がスムーズです。
欠点としては、2箇所を手繰り寄せないといけない手間があることが挙げられます。
一応紹介しましたが、この結び方に関しては、無理に覚える必要はないと思います。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。m(_ _)m
今回出てきたアイテム
♢テーブル♢
♢パラコード(今回使ったのはライトグリーン&ブルー)♢
♢ソロにも複数キャンプにも使いやすい大きさのタープ♢
♢分割式ポール♢
♢自宅でも愛用しているキャンプマット♢