こんにちは、おつまみ(@otsumami082)です。
私が勝手に2大骨伝導イヤホンだと思っている『AfterShokz Aeropex』と『boco earsopen PEACE TW-1』。
この記事は、両者のスペック比較というより、3ヶ月使ってみて分かったことの比較をメインに書いたものです。
『AfterShokz Aeropex』と『boco earsopen PEACE TW-1』両者を以下10の項目で比較していきます。
- 汎用性
- 操作性
- 耐久性
- バッテリー持ち
- 音質
- 携帯のしやすさ
- 装着のしやすさ
- 通話のしやすさ
- 家での使いやすさ
- 価格
- 保証
もくじ
まずは基本スペック紹介
AfterShokz Aeropex基本スペック
『防滴 IP67』とは、簡単に言うと
最高クラスの対塵性能と、真水に30分浸かっても耐えうる防水性能(条件あり)を兼ね備えているということです。
参考:防水規格|IPコードの一覧。IPX, IPX4, IPX5,IP67, IPX7, IPX8, IP68とは
boco earsopen PEACE TW-1の基本スペック
品番 PEACE TW-1 サイズ(本体) 32mm×27mm×30mm サイズ(クレードル) 70mm×43mm×36mm 充電時間(本体) 約1.5時間 充電時間(クレードル) 約2.0時間 連続使用時間 約5時間(当社測定規程) 給電規格 USB Type-C カラー(本体・クレードル) ブラック/ホワイト 重量(本体) 約18g(片耳約9g) 重量(クレードル) 約43g 骨伝導デバイス周波数特性 4Hz〜40,000Hz Bluetooth® Version Ver 5.0 出典:TECHNOLOGY(テクノロジー) | earsopen - 耳をふさがずに音を楽しむ骨伝導式イヤホン | boco - すべての「人」と「音」がもっと良い関係に | 骨伝導デバイスメーカー
補足:防水性能はIPX7。これは水深1mに30分浸しても耐えられるくらいのレベルですので、日常のアクシデントで浸水することはないと言えます。
汎用性
ここで言う汎用性とは
「様々なシチュエーションでも使いやすい」
という意味です。
一方、『PEACE TW-1』は装着箇所の関係上、耳を塞ぐことが難しく、ノイズキャンセルイヤホンのような使い方は厳しいと言わざるを得ません。
操作性
操作性とは以下のことを表します。
- ボタンをクリックした時のレスポンス
- ボタンの機能の分かりやすさ
『AfterShokz Aeropex』と『PEACE TW-1』を使った時に驚くのがレスポンス(ボタン反応時間)の差です。
『AfterShokz Aeropex』はクリックしたとほぼ同時に操作が実行されるのに対し、『PEACE TW-1』は0.2~0.3秒のラグが発生します。
また、『AfterShokz Aeropex』はボタンの役割が分かりやすいのですが、『PEACE TW-1』は分かりにくいです。
耐久性
ぶっちゃけどちらも耐久性は低いですwww
AfterShokz Aeropexはペアリングに不具合が起こり、PEACE TW-1はブリッジ部分が割れてしまいました。
AfterShokz Aeropexに関しては、「半年で2度壊れた」というブロガーもの方もいらっしゃいました。
とはいえAfterShokz Aeropexには2年保証があり、期間中なら何度でも無償修理or交換にお応じてくれます。(PEACE TW-1は1年保証)
バッテリーの持ち
両者のスペック表を確認すると
- 『AfterShokz Aeropex』の連続再生時間は8時間
- 『PEACE TW-1』の連続再生時間は5時間
とあります。
しかし、テスト環境が違うことを考慮すると、これをそのまま鵜呑みにするわけにはいきません。
また、『PEACE TW-1』に関してはクレードルのバッテリー容量が表記されておらず不透明です。(充電時間2時間としか書いていない…)
『PEACE TW-1』の連続再生時間は短いものの、片耳で使用したり、クレードルに収納することで『AfterShokz Aeropex』より長い時間使うことができるでしょう。
とはいえ、両者とも外出中にバッテリー切れになったことはないので、どちらもバッテリーに関しては心配はないと思いますよ。
どうしても外出中のバッテリー切れが心配なら、クレードル付きの『PEACE TW-1』の方が安心できるでしょう。
- クレードル付き&片耳使用ができる『PEACE TW-1』の方が最長使用時間は長い
- 両者とも外出中にバッテリー切れになったことはない
音質
『AfterShokz Aeropex』の音質はフラットで、長時間聞いていても疲れません。
対して『PEACE TW-1』の音は少し重ためです。
ちなみに、良い音質で聴きたかったら私はヘッドホン使います。
>私の使っているBlueToothヘッドホン
>私の使っている有線ヘッドホン
携帯のしやすさ
ここは状況によって判断が分かれるところですが、私はAfterShokz Aeropexの方が取り回しが楽、つまり携帯のしやすさが上だと感じました。
そもそも「AfterShokz Aeropexをバッグに収納する」というシチュエーションが私の生活の場合、皆無です。
耳に付けっぱなしで良くね?って感じです。(もしくは100均カラビナに引っ掛けるとか)
『PEACE TW-1』の場合、付けっぱなしだと耳甲介が痛くなるのと、ケースを別途持ち運ばなければならないという点において、煩わしいと感じました。
しかも、カナル型イヤホンに比べケースがデカい…
左:<AirPodsPro
中央:<Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro
- 私の場合、『AfterShokz Aeropex』の方が持ち運びに便利だと感じる
装着のしやすさ
『AfterShokz Aeropex』は、「カポッ」と耳に被せればOKなので脱着が超楽ちんです。
対して『PEACE TW-1』は片方ずつ耳に挟み込み、ポジションを微調整しなくてはなりません。
通話のしやすさ
静かなところでは『AfterShokz Aeropex』も『PEACE TW-1』も通話のしやすさに大差はありません。
大きな違いが現れるのは駅ホームなどの騒々しいところでの通話ですね。
『AfterShokz Aeropex』は耳栓や指を使って耳を塞ぐことにより、周囲の騒音を遮断しながら通話することができます。
というわけで、通話のしやすさも『AfterShokz Aeropex』に軍牌が上がる結果となりました。
家での使いやすさ
家で使う場合、以下のような場面が想定されますね。
- ソファにもたれかかる
- カーペットの上でゴロゴロする
『AfterShokz Aeropex』の場合、ケーブルが家具やカーペットに干渉するので、家でのリラックスタイムには適していないと感じました。
というわけで、家で使う場合は『PEACE TW-1』をおすすめします。
価格
両者の最安価格を『価格ドットコム』で比較してみます。(2022年1月21日)
- 『AfterShokz Aeropex』=¥16,980
- 『PEACE TW-1』=¥12,800
¥4,180ほど、『PEACE TW-1』の方が安いですね。
保証
それぞれの保証期間は以下の通り。
- 『AfterShokz Aeropex』=2年
- 『PEACE TW-1』=1年
さらに『AfterShokz Aeropex』は公式ページに保証を受けるためのフォーマットがあるだけではなく、Amazonストアにも保証を受ける方法が書いてある徹底ぶり
それに対し、『PEACE TW-1』は、公式ページにはフォーマットがありますが、Amazonストアには保証を受ける方法が書いてありません。
骨伝導イヤホンを買う前の注意点
壊れやすいので、無料修理を受けられるように備えておいたほうが良いです。
また、オンラインショップで購入する際は、保証対象の店舗であるかの確認もしておくと良いです。
こちらのショップ(Amazon)↓では【アマゾンホームページ > 注文履歴 > 出品者に連絡する】で保証を受けられるとのこと
私が修理・交換しに購入店舗に『AfterShokz Aeropex』を持っていった時の話はこちら↓
PEACE TW-1の修理に関してはこちらの記事↓に書きました。
結局どちらを買うべき?
『AfterShokz Aeropex』がおすすめな人
- なんとなく骨伝導イヤホンに興味がある。細かい用途は想像できていない
- 脱着に手間がかからないのが良い
- ノイズキャンセリングイヤホンのような機能も欲しい
- 小さなモノを無くしやすい性格
- 外での通話を頻繁にする
- 長時間の動画・音声コンテンツ視聴を想定している
- 長期の保証期間(2年)を求めている
『PEACE TW-1』がおすすめな人
- 『AfterShokz Aeropex』のような耳掛けタイプは苦手である
- 片耳だけ付けるような使い方もしたい
- 家でゴロゴロしながら使いたい
- 長時間の使用は想定していない(サブイヤホンとして使用)
- なるべく出費を抑えたい
予算に余裕がある人
ちなみに予算に余裕がある人は両方とも買うことをおすすめします。
外出中は『AfterShokz Aeropex』を使い、自宅では『PEACE TW-1』を使っています。『PEACE TW-1』を使っている最中は『AfterShokz Aeropex』を充電できるので、バッテリー不足に陥ったことはありません。
両方持っていることにより、たとえハプニングが起こった状況でも快適なリスニング環境を維持することができるんですね。
まとめ
汎用性
『AfterShokz Aeropex』が上
操作性
『AfterShokz Aeropex』が上
耐久性
どちらも微妙…(ドロー判定)
バッテリーの持ち
『PEACE TW-1』の方が最長使用時間は長い(クレードル&片側使用などの条件付きが)
音質
個人的には『AfterShokz Aeropex』の方が好み
携帯のしやすさ
私の生活の場合、『AfterShokz Aeropex』の方が持ち運びに便利
装着のしやすさ
『AfterShokz Aeropex』が上
通話のしやすさ
『AfterShokz Aeropex』が上
外での使いやすさ
『AfterShokz Aeropex』が上
家での使いやすさ
『PEACE TW-1』が上
価格
『PEACE TW-1』の方が安い
保証
『AfterShokz Aeropex』の方が保証期間が長い
『AfterShokz Aeropex』=2年
『PEACE TW-1』=1年
今回は以上となります。
それでは良きイヤホンライフを〜( ˆoˆ )/
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