清水公園 車なし都心通いで楽しめるおすすめキャンプ場レビュー

こんにちは、おつまみ(@otsumami082)です。

コロナの影響で都心のキャンプ場は2〜3ヶ月待ち、または抽選といった状況が続いていますね。

ならば自然豊かな山岳地帯へ…と行きたいところですが、都心住みの車&バイクなしの人間が気軽にそんなところに行けるわけもない...

そこで私が目を付けたのが千葉県にある清水公園。

清水公園は、新宿から電車で約1時間半程の距離に位置する、最寄り駅から徒歩圏内にあるキャンプ場です。

一週間前にネット予約するだけでキャンプが可能なんです(面倒臭い書類提出などは無し)。コロナ禍で大変なご時世とあって、ありがたいキャンプスポットと言えるでしょう。

清水公園の主な施設には

  • フィールドアスレチック
  • キャンプ&バーベキュー
  • アクアベンチャー
  • 花ファンタジア
  • ニジマス釣り
  • ポニー牧場

などがあり、さまざまな楽しみ方があります。

それらの中で私は、清水公園のDAYキャンプとニジマス釣りを体験して来ました。

この日の過ごし方は

12:00にチェックイン

フリーDAYキャンプサイト(要予約)でタープ設営

ニジマス釣り(予約不要)

タープ下でニジマス食べながらのんびり

こんな感じです。

今回の記事では、清水公園はどんな雰囲気なのか?どんな人に向いているのか(楽しめるのか)?を私の体験をベースに解説していきたいと思います。

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清水公園はこんな人におすすめ

  • キャンプは興味があるけど、ワイルド過ぎるのは苦手
  • たまにはお手軽アウトドアデートがしたい
  • 家族との絆を深めたい
  • 釣りを体験してみたい

清水公園はこんな人にはおすすめできない

  • 野営チックなワイルドキャンプがしたい
  • 自然環境を利用したブッシュクラフト的なキャンプがしたい(採伐などはNGです)
  • 一人静かな環境でソロキャンプがしたい(ファミリーや学生が集う賑やかな公園です)

清水公園の雰囲気

公式サイトを見ると分かりますが、かなりファミリー向け色が強い、というか賑やかな雰囲気です。

実際、平日の昼間にも関わらず、大学生の集団&ファミリー&若いカップルなどが園内で楽しんでいます。(プライバシーの観点から、人物の多く写った写真は載せませんが、実際はかなり賑やかでした)

しかし、DAYキャンプフリーサイトに限って言えばソロキャンパーの方が多かったです。(これは意外でした)

清水公園のここが良い

  • 都内から電車で行ける(駅から徒歩圏内)
  • 都心のキャンプ場に比べたら予約が取りやすい
  • 途中にスーパー&コンビニがある(七光台駅からのアクセス限定)
  • アスレチックやニジマス釣りなど、アクテビティ満載
  • 公園内に自販機が沢山ある
  • トイレがとにかく綺麗(木のいい匂い)
  • ゴミ箱完備(ごみの持ち帰り不要)

私が特に驚いたのがトイレの綺麗さです。

デパートにありがちな『アロマで演出した良い匂いのトイレ』の類ではなく、ナチュラルな樹木の香り(檜の香り?)がするんです。

トイレのメンテナンスがガチガチのガチということ。(伝わりますかね?)

ここから察するに公園の管理にはかなり力を入れているのが伺えますね。

出たゴミを持ち帰る必要がないのもポイント高いです。

チェックインの様子

水色の屋根が受付場所

 

チェックインの受付で予約時の名前を伝えると、サイトの場所や注意事項が書いてある案内書をくれます。同時にサイトのルール説明もしてくれました。

受付時に貰える案内書

キャンプサイト:DAYキャンプ用フリーサイトの様子

DAYキャンプ用フリーサイトには5つほどのシェルターがありました。

個人的に意外だったのが、半数以上がソロキャンパーというところですね。

ソロキャンパーの方々のギアを見る限り、ゴージャス系といった感想です。ブッシュクラフトのような最低限の装備で楽しむといった感じではありませんでした。

採伐禁止の公園なのでブッシュクラフトスタイルと親和性が良くないというのもあると思います。

もっと、家族やカップルで賑わっているかと思ったのですが。

平日の昼間だからかもしれません。もしくは複数人での利用者はバンガローかオートキャンプ場を主に利用しているのかもしれませんね。

ちなみに荷物運搬用のキャリーはレンタルできるようです。(私は使いませんでした)

タープ(テント)設営に関して(地面の状態)

地面は、日常的に人が通っていだけあって固めです。ペグの頭を踏んづけて刺し入れることは困難です。

ハンマー代わりに使える大きめの石などは落ちていないので、ペグを打ち込む際はハンマーを持っていくと良いでしょう。

 

ペグに関しては長めのペグは必要ないと感じました。

荷物の軽量化のため、短め&細めのチタンペグなどを用いても問題ないでしょう。

私の設営した手抜き簡易タープ

 

ソロキャンプサイトに寝転がると上はこんな感じ。

 

釣り堀:ニジマス釣りに関して

釣り堀の入り口にある受付のスタッフさんに話しかければ、いろいろ説明してくれます。

ニジマス釣りのルール

  • 入場料:無料(何時間居ても無料)
  • 竿レンタル 200円(1本を複数人シェアOK)
  • 1匹釣り上げごとに500円加算(焼き代込み)
  • 生魚の持ち帰りとリリースはNG

※釣った魚は必ずスタッフさんが塩焼きにして釣り主に提供というルール。

竿レンタルについて

竿レンタル 200円(1本を複数人シェアOK)。餌はコーン。(無料追加OK。竿レンタルと共に付いてきます)

竿・糸・浮き・針はセット済み。(画像バケツ内の金属棒は針外しです)

ニジマス釣り堀の様子

正午頃には釣り堀に客はまったく居ませんでしたが、14:00時頃に私達が釣りを始めた頃には、カップルや家族2〜3組が入れ替わりで参加していました。

これ、おっさん一人で来てたら確実に浮く空気ですねw(今回は、知り合い同伴で来ました)

ニジマス釣りの際の注意点

ニジマスに掛かった針を抜く際に、彼らの血液が結構飛び散ります。白のオシャレ着など着てたら返り血で台無しになるので、暗めの色でコーディネートすると良いかも知れません。もしくは、針抜きはパートナー(主に男性)に任せると良いでしょう。

針抜きの際に暴れるので、血液が飛び散ります

血で汚れた手

釣り堀にはハンドソープが備え付けてあります

ニジマスはどのくらい釣れるのか

暴れた結果、茂みにダイブしたニジマス先生

2人で合計4匹釣ってみて分かったのですがこの釣り堀...かなりイージーモードです。(市ヶ谷の釣り堀の100倍簡単)

すべて糸を垂らして数十秒以内にヒットしましたし。

周りのカップルや家族も入れ食い状態の様子で、大変賑わっておりました。

それにやり方自体も至ってシンプル。針にコーンをプスっと刺し、針を池に放るだけ。

ニジマスの警戒心がゼロなので、浮きが沈んだと思ったらとにかくフッキング(竿を素早く引き上げる)。これで釣れちゃいます。

ちなみに、私のパートナー(今回の同伴者)の初ヒットはなんと5秒!!早すぎる!

ニジマス釣りのここが難所

1番の難所はニジマスに引っ掛かった針を抜くことですね。

一応、やり方は看板に書いてあるのですが、最初、どうしても針が抜けませんでした。

張り抜き用の器具がすっぽ抜けるんですよね。

この器具より『レザーマン スケルツール』のプライヤ使ったほうが良いと思いました。(この日は持ってきていなかったのです)

仕方がないのでスタッフさんにお願いしてやって貰いました。

さすがプロ、慣れた手つきで瞬時にシュッと針を引き抜いていきましたね。

その様を見ていた私は要領を得たようで、その後は自力で針を外せるようになりましたよ。(ドヤァ)

焼き上がったニジマスとご対面

しばらく待っていると、紙皿と箸と共に焼き上がったニジマスがやってきました。

これを先程設営したタープの下でゆっくり頂く。考えただけで幸せですね。

ニジマスの塩焼きを食べた感想

口に入れた瞬間、粗塩の強い塩味のなかに感じるほのかな旨味。こんがり焼き上がったニジマスの香ばしさと絶妙にマッチしています。

また、蒸し暑い中、都心から2時間以上かけて来た私のミネラル不足をしっかり補ってくれる優しさ。まるで労ってくれているかのようですね。(*^^*)

何より驚きなのが、口当たりの良さなんです。

ニジマスの身。極上のふわふわ食感

 

実がふわふわで、口に入れた途端にホロっと崩れる、布団のような柔らかさ。絶対的な安心感。言うなれば食べる布団...安息の地とでも表現しましょうかね。

ごちそうさまでした。m(_ _)m

DAYキャンプするならニジマス釣りもやるのがおすすめ

自分で釣ったニジマスを、自分で設営したシェルターの下で頂くのは、感慨深いものがあります。さらに、家族やカップルで来たのなら、共通の体験に話も弾むはず。

しかし、ニジマス釣りはカップルやファミリーが多くいるので、ソロキャンパーにとっては居心地があまりいいとは言えないのが難点ですかね。

釣りをしなくてもニジマスの塩焼きは購入できます。釣りはやりたくないけどニジマス食べたいという人は、店員さんに言いましょう。

電車でのアクセス方法

東武野田線を使って清水公園に向かう場合、主に2つのルートがあります。

  1. 七光台駅から向かう
  2. 清水公園駅から向かう

電車なら七光台駅からのアクセスがおすすめ

私のおすすめは、七光台駅から向かうルートです。

理由は

  • 駅前に大型スーパーやダイソーがある
  • 途中にもセブンイレブンがあり便利

だからです。

清水公園駅から向かう場合、道中には自販機くらいしかありません。

食料品などを買う予定があるのなら七光台駅一択となります。

それにグーグルマップではパッと見、清水公園駅からの方が近いですが、キャンプ場チェックインの場所は清水公園の端っこであり、距離的にはどちらも大差ありません。

キャンプ場利用料金について

●宿泊施設● 

オートキャンプ(テントサイト)・・・4,000円~5,000円(時期により変動)

バンガロー・・・9,000円~20,000円(時期により変動)

入場料・・・750円(4歳以上 1泊)

●その他● 

デイキャンプ・・・1人450円(4歳以上)

日帰りバーベキュー・・・貸炉4,100円~4,600円(時期により変動)

入場料・・・1人450円(4歳以上)

●5日前以内のご利用については、お電話にてお問い合わせ下さい

出典:https://camprsv.com/11999/campsite_rsv_dtl.php?campsite_id=11999&rsvmast_category_id=651&rsvbase_site_id=20001519

今回、私が予約をしたのがDAYキャンプ。DAYキャンプ用フリーサイト使用料は450円なので、気軽に利用できるのが嬉しいですね。

ちなみに、フリーサイトでの宿泊はできない模様。

宿泊したいのならバンガロー利用か、オートキャンプ場利用になりますね。

♢キャンプの予約はこちらから♢
https://www.shimizu-kouen.com/camp-reserve

今回のまとめ

♢清水公園のここが良い♢

  • 都内から電車で行ける(駅から徒歩圏内)
  • 都心のキャンプ場に比べたら予約が取りやすい
  • 途中にスーパー&コンビニがある(七光台駅からのアクセス限定)
  • アスレチックやニジマス釣りなど、アクテビティ満載
  • 公園内に自販機が沢山ある
  • トイレがとにかく綺麗(木のいい匂い)
  • ゴミ箱完備(ごみの持ち帰り不要)

♢清水公園はこんな人にはおすすめ♢

  • キャンプは興味があるけど、ワイルド過ぎるのは苦手
  • たまにはお手軽アウトドアデートがしたい
  • 家族との絆を深めたい
  • 釣りを体験してみたい

■清水公園はこんな人にはおすすめできない■

  • 野営チックなワイルドキャンプがしたい
  • 自然環境を利用したブッシュクラフト的なキャンプがしたい(採伐などはNGです)
  • 一人静かな環境でソロキャンプがしたい(ファミリーや学生が集う賑やかな公園です)

♢DAYキャンプ場についての印象(平日昼間での感想)♢

  • ファミリーキャンパーよりソロキャンパーのほうが多かった
  • ソロキャンパーギアを見る限り、ゴージャス系といった感想。ブッシュクラフトのような最低限の装備で楽しむという感じではない。
  • 地面は固め。ペグ用のハンマー小さめステンレスペグがあれば十分。

♢ニジマス釣りに関しての印象♢

  • 釣り初心者でもガンガン釣れる
  • 針外しが大変(返り血で服が汚れる可能性あり)
  • カップルや家族しか居なかったので、ソロの男性は参加しづらいかも(釣りをしなくてもニジマスの塩焼きは購入可能)

それでは良きアウトドアライフを〜(*^^*)


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