こんにちは、おつまみ(@otsumami082)です。
これから皆さんにクイズを出します。
有名なクイズなので知っている方も多いかと思いますが、知らない人はぜひトライしてみてください!
それでは問題です
これは、世界的な脳外科の先生、つまり医療業界の権威がいる病院での出来事です。
とある日、父親と少年が交通事故で病院に運ばれました。
少年は頭に大怪我をしています。
そして医療業界の権威である脳外科の先生が、手術台に横たわる少年を見て言いました。
「わたしにはこの子の頭を切り開くような手術はできない。この子はわたしの息子なんです。」
さて、ここで問題です。
この脳外科の先生はどのような人物でしょうか?また、先生と少年の関係はどのようなものでしょうか?先生の人物像(ルックスなど)をイメージしてみてください。
それでは…レッツ、シンキング!!
…
……
………
……………
……正解は
『脳外科の先生は少年の母親である』
というものです。
みなさんは正解できたでしょうか?
ちなみに私は正解できませんでしたw
私が頭の中で描いた人物像、というかルックスはこんな感じ↓です。
- 白衣を着た50〜60歳の男性
- 白髪まじりのオールバック、大きな銀縁メガネ
- 右手にはファイル(カルテ)を抱えている
なぜ、私がこのような人物像を描いてしまったのか?
それは『医療業界の権威』という点にあります。
いわゆる「偉いお医者さん」というのは老年の男性である、という無意識を私が持っていたからです。
この『医療業界の権威』という人物が女性である、という考えは微塵もありませんでした。
私はこのクイズをきっかけに、先入観、刷り込みというものがいかに強力で、物事をフラットに捉えるということの難しさを実感したのです。
『人間の思考には必ず偏りがある』
一見、冷静沈着に物事を判断しているかのように見える、あなたの身の回りにいる頭脳明晰なあの人も、頭の中は偏見まみれなのかもしれませんね。
それではまた( ˆoˆ )/