こんにちは、おつまみ(@otsumami082)です。
現在私は、フードデリバリーサービス最大手のUberEats(ウーバーイーツ)配達員として人生を楽しく過ごしています。
私の配達員としての経歴
- 配達員歴:2年以上(2021年12月現在)
- 配達件数:7000件以上
- 配達エリア:東京(新宿区メイン)
- 配達手段:自転車(4万円のクロスバイク)
- 一日あたりの稼働時間:平均すると大体3~5時間くらい(時期により1〜3時間)
- 月の稼ぎ:15万~25万円くらい(時期により10万以下)
- 配達員としての基本スタイル:フリーの日は昼のピークタイム1~3時間、夕方のピークタイム1~3時間。他の業務や学業との兼ね合いにより増減あり。(稼働しない日もアリ)
元々、自転車を持っていなかった私は、配達員として働き始めてから約3ヶ月間は、ドコモ・バイクシェアという自転車レンタルサービスを利用しておりました。
その後、念願の自転車(クロスバイク)を購入。今に至るというわけです。
今回は、私の体験談を元に、シェアサイクルと自前自転車のそれぞれの違い、メリット・デメリットを解説していきたいと思います。
この記事はこんな人におすすめ
- フードデリバリー業務(UberEats、menu等)で働きたい
- 自転車やバイクを持っていない人
- 「自転車はシェアにすべきか?自前にすべきか?」で迷っている人
もくじ
自転車は「シェア」と「自前(購入)」どちらがおすすめ?
結論から言います。
自前(購入)のほうが圧倒的に良いです!
とはいえ、この結論は私の個人的体験に基づいています。
世の中には
という意見ももちろんあるでしょう。
どちらが良いかの結論は個人の事情、前提条件によって大きく異なります。
ただ、シェアサイクル経験者として一つだけ言わせてもらいます。
一時的にと考えているのなら問題ありませんが、長期的に続けるのなら自前(購入)をおすすめします。
しかしこれを聞いても
という感じで
「どうしても所有するのが嫌だ!」
という人もいらっしゃるでしょう。
そのような人はシェアサイクルでも問題ないと思います。
私がおすすめしたい方法は
フードデリバリー未経験者で自転車未所持者の人ならば、とりあえずシェアサイクルで始めてみて
と思ったタイミングで自転車を購入するというやり方ですね。
こんな人はにはスポーツ車・Eバイクをレンタルできるサービスの利用をおすすめします。
>スポーツ車・Eバイクレンタルサービス【CycleTrip】
なぜシェアサイクルはおすすめできないのか
シェア自転車をおすすめしない理由
- 借りたいときに借りれるとは限らない(逸失利益)
- 借りられたとしても故障している&バッテリー切れの可能性が高い
- 体格と合わない
- スマホホルダーの脱着が面倒
- 自転車の交換時に体力と時間と機会をロスする
- トップスピードが遅い(車に煽られやすい)
- サーバー障害で使えなくなるリスク
- 稼働エリアが限られる 荷台のカスタマイズができない
一つ一つ解説していきますね(*^^*)
自転車を借りたいときに借りれるとは限らない(逸失利益になる)
UberEats(ウーバーイーツ)では、ランチ時やディナー時などの注文の需要が多い時間帯に稼働するのが効率的に稼ぐための基本となります。
ランチ時&ディナー時に活動すべき理由
- 注文が多く入るので時間的ロスが少ない
- 1回あたりの配達料が多くなりやすい(ヒートマップ加算)
ヒートマップに関しては、こちらの記事をご覧くだされば幸いですm(_ _)m
ここで大事なことは
どの配達員も皆、効率的に稼ぎたいと思っている
ということです。
もちろんシェアサイクルを使っている配達員も
稼ぎ時じゃー!
自転車借りるぞー!
っていう感じでテンションMAX!!
つまり
シェアサイクルの需要が高まる
↓
自転車が手に入らない
↓
配達できない…(;^ω^)
結果的に一番の稼ぎ時を逃してしまうというわけなんですね。
借りられたとしても故障している&バッテリー切れの可能性が高い
ラッキー♪
喜んだのも束の間…
または
他にも
- サドルの高さ調整ができない
- ライトの向き調整ができない
こんな不具合は日常茶飯事でした(´・ω・`)
体格と合わない
↑画像は、サドルを限界まで上げたものです。
ここまでやっても身長185cmの私にとって車体が小さ過ぎることには変わりなく、快適とは言えませんでした。(´・ω・)
しかも、大半のシェアサイクルはサドルのシャフトが短かかったり、歪んでいたりするので高さを変えることができません。
あと、車体の全長が短いせいで、ハンドル部分に膝が接触することもしばしば…。
安心して運転できないんですよね(^_^;)
シェアサイクルの中には大きめタイプの車体もあるにはあります。
ですが人気があるので、すぐ他人に借りられてしまいます。
大柄な男性は自身の体格にあった自転車を用意する、つまり自転車を購入することを推奨いたします。
♢私がメインで使用しているクロスバイク(身長170-185cmの方向け)♢
身長160-175cmの方向け(フレームサイズ440mmタイプ)はこちら
身長150-165cmの方向け(フレームサイズ400mmタイプ)はこちら
半年以上乗っていますが、快適そのものですよ♪
シェアサイクルはスマホホルダーの脱着が面倒
配達員はスマホを介して店舗から注文を受けます。
つまり、スマホはUberEats配達を行うのに必須のアイテムなのですね。
しかし、スマホの取り扱いを間違えると道路交通法に違反してしまう可能性があります。
【安全運転の義務】 (道路交通法第70条、第71条、都道府県公安委員会規則) ○ 携帯電話の通話や操作をしたり、傘を差したり、物を担いだりすることなど、ハンドル・ブレーキ等を確実に操作できず、他人に 危害を及ぼすような方法で運転してはならない(そのような行為自体を禁止している都道府県もある。)
出典:https://www.npa.go.jp/koutsuu/kikaku/bicycle/kondankai/sankosiryo.pdf
上記の文言を読んでいただければ分かると思いますが、スマホを片手に持って運転することは【安全運転の義務】違反となります。
そこで必要となるのがスマホを車体や腕に固定するスマホホルダーです。
スマホホルダーには大きく分けて
- 自転車に取り付けるタイプ
- 体に身につけるタイプ
の2種類があります。
私も使っている、おすすめのスマホホルダーはこちら↓
しかし、シェアサイクルと自転車に取り付けるタイプのスマホホルダーは相性が良くありません。
なぜなら、シェアサイクルはすぐにバッテリーが切れるので、1日に何回も車体を取り替えなくてはならないからです。
その度にスマホホルダーを取り外すのはとても面倒なんですよね。(;^ω^)
ちなみに私がシェアサイクルを利用していた時は、腕に固定するタイプを使っていました。
しかし腕固定タイプは
- 操作がしづらい
- 画面を確認しづらい
- 夏場は装着部位がムレる
などの欠点があります。(;^ω^)
スマホホルダーの観点からしても、シェア自転車は微妙なんですよね…
自転車の交換時に体力と時間と機会をロスする
シェアサイクルは1日に何回も車体を取り替えることが珍しくありません。(バッテリーがすぐに切れる…)
バッテリー容量が底をつきそうになったら
ポートに向かわなくては。
という感じで最寄りのポート※に向かいます。
しかし向かったポートで目にした光景は
自転車難民と化した配達員達が、残バッテリーの多い車体を、誰よりも早く確保しようと血眼になっている姿だった…
そしてさまざまなポートを巡っているうちに、時間と体力を大きくロス。
気がついたら稼ぎ時のランチタイムが終了、稼ぐ絶好の機会を失った…。こんなことはしょっちゅう起こります。
これを読んだ人はきっと
という疑問を持ったことでしょう。
しかしそれは得策ではありません。
なぜならバッテリーが切れると、あり得ないくらいペダルが重くなるんですよね。(歩きのほうがマシと思えるレベル)
また、場合によっては自転車の解錠システムが機能しなくなります。
解錠できなくなると車体を動かすことができませんから、ドコモ・バイクシェアのサポートに電話して車体の回収をしてもらわなければならなくなります。
シェアサイクルはトップスピードが遅い(車に煽られやすい)
道路交通法の規制により、電動アシストの最大時速は24kmまでとなっています。
しかし、シェア自転車(ドコモ・バイクシェア)のギアはとても軽く設計されており、ハイスピードを出すのには向いていません。
もし、道が狭く、後続の車が自転車を追い越せない状況にある場合、シェア自転車だとどうなるか?
後続車のことが気になる、優しく繊細な人にとっては、ここは大きなデメリットとなりますね。
サーバー障害で使えなくなるリスク
以前、AWS障害で、返却もレンタルもできなくなるという壊滅的な事態に陥ったことがあります。
シェアサイクルは稼働エリアが限られる
もう少し、人っ気のないところで稼働したいよ。
2020年6月現在、東京の配達エリアはどんどん拡大しています。
「ガッツリ稼げなくてもいいから、ゆったりとした環境で配達したい」
このようなニーズが満たされやすくなっているのですね。
しかし、シェア自転車(ドコモ・バイクシェア)を使っている場合、うまく行かないこともしばしばあります。
なぜなら、UberEats(ウーバーイーツ)の配達可能エリアと、シェア自転車のポートの位置は、リンクしているわけではありません。
こんな状況、嫌じゃないですか?
私はめちゃくちゃ嫌でした(^_^;)
シェアサイクルは荷台のカスタマイズができない
通り過ぎる配達員を見ていると、配達用バッグを後ろの荷台に載せている人がいますよね。
バッグを荷台に付けることにより
- バックの着脱の回数が減る
- 担がないので、肩への負担が少ない
- 夏場、背中や肩周りが蒸れずに快適
などのメリットを享受できます。
しかし、シェア自転車(ドコモ・バイクシェア)は改造不可能。(個人のものではないので当たり前ですが)
という点ですね。(*^^*)
あと
の項目で説明した不便な点が一切ないという点も挙げられます。
自前自転車にもデメリットはある
自転車はシェアより自前にすべきと力説してきた私ですが、もちろん自前ならではの欠点もあります。
自前ならではの欠点
- 駐輪場スペースを確保しなければならない
- 初期費用がシェアサイクルより多く掛かる(本体・パーツ・保険)
- メンテナンスの手間と出費
- 上り坂がしんどい(電動アシストなしの場合)
一つ一つ解説していきますね(*^^*)
駐輪場スペースを確保しなければならない
シェア自転車ならば(ドコモ・バイクシェア)ポートがそのまま駐輪場を兼ねているので問題はありません。
しかし、自前の自転車の場合、どこに自転車を保管するのかを考える必要があります。
マンションなどの住居に駐輪場スペースがある人は問題ありませんが
私の使っている駐輪場のレンタルコストは1日100円。
月額契約できればもっと安く済むのですが、常にキャンセル待ち&抽選という過密状態なので、諦めていますw
初期費用がシェアサイクルより多く掛かる(本体・パーツ・保険)
自前自転車の一番のネックは導入コストの高さかもしれません。
それに、どんな自転車を買って良いのかわからないのも悩みのタネですよね?
自前自転車にしたことによる出費
私は4万円の自転車を買いました。
♢私がメインで使用しているクロスバイク(身長170-185cmの方向け)♢
身長160-175cmの方向け(フレームサイズ440mmタイプ)はこちら
身長150-165cmの方向け(フレームサイズ400mmタイプ)はこちら
自転車本体の他にアクセサリも色々買いました。最低限欲しい物を挙げると
♢自前自転車に取り付けるスマホホルダー♢
♢雨の日用♢
♢長時間の配達用♢
♢盗難防止♢
保険は楽天損保のサイクルアシストを使っています。(一番安い年間3000円のプランを契約)
雨の日の配達や長時間の配達を考えていない人なら大体50,000円くらいの出費で済むと思います。
自前自転車のメンテナンスの手間と出費
自前ならではの大きな悩み。
それがメンテナンス。
Dさん
Eさん
聞こえる。聞こえますよ。
皆の悲痛な叫びが!
そしてよ〜く分かりますよ。
なぜなら私自身、自転車に関しては素人ですからね。(´・ω・)
それも一つの考えであり間違ってはいないと思います。
しかし、自転車屋さんは1日24時間、常に対応してくれるわけではありません。
その時、開いている自転車屋さんは皆無でしたね(^_^;)
ある程度は自分でメンテナンス&修理できるスキルを身に付けておくことをおすすめします。
それに私は以前、自転車店員さんから「ある程度は自分でメンテナンスできるようになった方が良い」とアドバイスをいただきました。
店員さん自転車は消耗品ですから、購入なさったあとでもメンテナンスにお金が掛かります。
費用をかけたくないのであれば、パンク修理・タイヤ交換・ワイヤーメンテナンスくらいはご自身でなされたほうが良いですよ。今の時代、Youtubeを観ればメンテナンスの方法が学べますしね。店員さんサイクルショップに任せるのに比べて、大体1/4位に費用を抑えられますよ。
私は以前、金属片を踏んでパンクさせてしまったことがありますが、他の方のブログやyoutubeを参考にして自分で修理できました。
パンク修理に使った道具達
♢携帯空気入れ♢
♢自宅での空気再注入用♢
♢タイヤ&チューブを外すときに使ったレバー(パッチ付き)♢
♢使ったチューブ♢
♢タイヤ♢
自前自転車は上り坂がしんどい(電動アシストなしの場合)
私の乗っているクロスバイクには電動アシストが付いていないので、単純に登り坂がキツイです(^_^;)
今回の振り返り
だいぶ長かったので、簡単に振り返ります。
シェア自転車をおすすめしない理由
- 借りたいときに借りれるとは限らない(逸失利益)
- 借りられたとしても故障している&バッテリー切れの可能性が高い
- 体格と合わない
- スマホホルダーの脱着が面倒
- 自転車の交換時に体力と時間と機会をロスする
- トップスピードが遅い(車に煽られやすい)
- サーバー障害で使えなくなるリスク
- 稼働エリアが限られる 荷台のカスタマイズができない
自前自転車をおすすめする理由
- とにかく自由
自前ならではの欠点
- 駐輪場スペースを確保しなければならない
- 初期費用がシェアサイクルより多く掛かる(本体・パーツ・保険)
- メンテナンスの手間と出費
- 上り坂がしんどい(電動アシストなしの場合)
そんな問いにはズバリ
フードデリバリー未経験者で自転車未所持者の人なら、とりあえずシェアサイクルで始めてみて
と思ったのなら、自転車を購入するのが良いと思いますよ(*^^*)
こんな人はにはスポーツ車・Eバイクをレンタルできるサービスの利用をおすすめします。
>スポーツ車・Eバイクレンタルサービス【CycleTrip】
しかし、「どうしても所有するのが嫌だ!」という、ミニマリスト志向の人もいらっしゃるでしょう。
そのような人はシェアサイクルでも問題ないと思います。
今回の記事が、あなたのフードデリバリー人生を豊かにするキッカケになれば嬉しいですm(_ _)m
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